TROUSERSの考察

RAINMAKERのトラウザース。

ブランド設立当初より作り続けているドレストラウザースもここ数年でベースの形は定着してきたように思う。

細いものから、(細いというと語弊があるかもしれないけど、全体的なボリューム感やテーパードの具合で考えて)

①SHIRRING TROUSERS

②WIDE TROUSERS

③3-PLEATED TROUSERS

④HAKAMA TROUSERS

となる。

特に上3つは様々なシーンやスタイルで使える、ブランドの屋台骨といえる品番だ。

よくRAINMAKERのこのあたりのアイテムについて、天然素材よりも化繊使いが多いことに質問を受けることがある。

勿論、今ブランドの求める素材感がそれというのはあると思うが、一つ言えるのはより難しいことを実現させているという側面がある、という事である。

天然素材(ウールやコットン)に比べてハリのない化繊は、洋服として仕立てるのが非常に難しく、職人の技術が試される。それがいいか悪いかは置いておいて、そんな背景のもと物作りを行なっているということだ。

しなやかで落ち感のある化繊素材は豊かなドレープを産み、ブランドの示したい品性やエレガンスを表現する。

に反し、何よりイージーケアで扱いやすいのが良い、皺にもなりづらいし。難しいことは抜きにして、これくらいライトな入り口で良いと思う。

ということで、marfa storeでも定番的に展開しているブランドを代表する①〜③のトラウザースを順に見ていきましょう。

「SHIRRING TROUSERS」

ウエストにゴム&ドローコードの仕様をプラスすることによって、スラックスとイージーパンツの良さを併せ持った、美しいシルエットが特徴のシャーリングトラウザース。

レングスも9分丈に調整されていて、穿くと即落ちな一本です。

もう迷ったらこれ。セットアップで着るようなドレスな着こなしはもちろん、単品使いでもトップスを選ばず穿ける究極にオールマイティーな一本。

写真は今期好評いただいている「DOUBLE CLOTH」のSLATE GRAY

DOUBLE CLOTH SHIRRING TROUSERS_SLATE GRAY

続いて

「WIDE TROUSERS」

今回の3本の中では一番リリース歴の長い品番。

おそらく同ブランドを長く追って頂いている方々は一本は手元にあるんじゃないかと思う形です。

昨今の太パン全盛の時代でも、どうしてもそっちに寄りきれない人達もいる。かといって細身に分類されるパンツで良いかというと違う。

そんな人達にもこれはいい。

ゆったりとした優雅な太さはあるが、腰回りはスッキリ男前でセンタープリーツもステッチを施すことによりシルエットの崩れがない。

クラシックなディテールを取り入れたブランドの美学が現れた一本だと思う。

WIDE TROUSERS_SEPIA

そしてラスト3本目

「3-PLEATED TROUSERS」

リリースの歴史でいうと一番浅く24AW。

marfa storeのオープンで別注もした思い入れのある形です。

穿いた時の第一印象は、DOUGI PANTS(ブランドでは一番有名な極太のカジュアルパンツ)をトラウザースに持ってきたような、感じ。

3タックのこれでもかと贅沢に生地を使用したワイドシルエット、なんですが適度にきいたテーパードが、何を履くかって考えの答えに奥行きを持たせてくれる。

前出2本と比べ、ボリュームのあるスニーカーやサンダルとの相性は確実にいい。要はストリートに寄り添えるトラウザースってことです。

DOUBLE CLOTH 3-PLEATED TROUSERS_PEARL GRAY

DOUBLE CLOTH 3-PLEATED TROUSERS_SLATE GRAY

パンツの形にはその人のファッションへのこだわりみたいなものが特に現れると思うんです、その人のスタイルの土台みたいなもん。

どんな素材を選ぶのか、履き倒して味を出すのかビシッとアイロンかけるのか、それをどんなレングスで穿いて、どんなシューズを合わせるのか、、

上物に比べて少し価値を見出しにくい(デザインを組み込みにくいから)パンツも、実は上物以上に重きを置かないといけないジャンル。

そのお手伝いが少しでもできれば良いな、と思う。

marfa store
大阪府大阪市北区豊崎3-4-14
ショーレイビル1F
TEL 06-6459-7943


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